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【経営者・社長向け】エグゼクティブコーチングとは?効果・コーチングとの違いを解説

【経営者・社長向け】エグゼクティブコーチングとは?効果・コーチングとの違いを解説

 

会社経営にとって、経営者や社長は「顔」であり、組織に大きな影響を与えます。そのため、ひとつひとつの意思決定が重要で、大きな責任があります。

 

その中で、経営者・社長ならではの悩みも多いと思います。例えば「自分がしたい経営はこれだろうか」、「社員が次々に辞めていく」、「人材がなかなか育たない」などのお声をよくいただきます。

 

しかし、経営トップという立場ゆえに、周りにも相談しづらく、孤独やプレッシャーを感じている方も多いでしょう。

 

そこで今、経営者や社長から話題になっているのが「エグゼクティブコーチング」です。エグゼクティブコーチングを行った経営者・社長から、「自分自身が変わり、会社の経営も上手くいくようになった」というお声をたくさんいただいております。

 

この記事では、「エグゼクティブコーチングとはなにか?」について紹介し、その効果・一般的なコーチングとの違いなどを、分かりやすく解説しています。今、会社経営で悩みがある経営者・社長は、ぜひ最後までご覧になってください。

経営者・社長から話題のエグゼクティブコーチングとは?

経営者・社長から話題のエグゼクティブコーチングとは?

 

エグゼクティブコーチングとは、経営者・社長などを対象にしたコーチングのことです。

 

コーチとの対話を通じて、「自分自身がありたい姿」を見つけ、意識の変革を促します。その結果、経営者・社長の行動が変わり、組織全体をありたい姿へと導くことができます。

 

特に中小企業の場合は、経営者・社長が「顔」で、会社への影響力は強いです。そのため、経営者・社長がエグゼクティブコーチングを通して、自分自身を見つめ直し、行動を変えていくことで会社全体が良くなっていきます

エグゼクティブコーチングと一般的なコーチングとの違いとは?

エグゼクティブコーチングと一般的なコーチングの大きな違いは、コーチングを受ける対象者です。エグゼクティブコーチングは経営者・社長が対象であり、一般的なコーチングはサラリーマンから主婦など一般的な方が対象となります。

 

また、コーチングを受ける目的も異なります。エグゼクティブコーチングでは「会社を良くする」ことを目的として受けることが多いですが、一般的なコーチングでは「より良い人生を生きること」を目的としている場合が多いです。

 

そもそもコーチングの本質とは、コーチとの対話を通して、自分の内面にある答えを引き出し、自発的な行動を促すことで、目標達成することにあります。この本質はエグゼクティブコーチングでも一般的なコーチングでも変わりはありません。

 

ただし、エグゼクティブコーチングでは対象者が経営者・社長であり、経営課題の本質に関する問いかけが多いため、経営や組織マネジメントに対する知識・理解が求められます。

エグゼクティブコーチングの効果が凄い!3つのメリットを解説

エグゼクティブコーチングの効果が凄い!3つのメリットを解説

 

次に、エグゼクティブコーチングの効果を解説します。エグゼクティブコーチングを受けることで、下記の3つの効果を期待できます。

 

エグゼクティブコーチングの効果

 
・経営者・社長が変わることで、組織全体が良くなる
 
・意思決定の精度・スピードが上がる
 
・経営者・社長自身の人生が良くなる
 

 

エグゼクティブコーチングを検討している方にとって、必見の内容となっているので、ぜひ最後までお読みください。

経営者・社長が変わることで、組織全体が良くなる

会社組織にとって、経営者・社長は「顔」であり、その影響力は強いです。ですので、「社員がすぐに辞めてしまう」、「人材が育たない」、「会社の雰囲気が悪い」などの課題も、経営者・社長が変わることで、劇的に良くなるケースを今までに多く見てきました

 

エグゼクティブコーチングを通して、経営者・社長自身が問題の当事者となり、自分で自分を変えていくことで、結果的に会社全体が良くなります。

意思決定の精度・スピードが上がる

エグゼクティブコーチングのメリットとして、経営者・社長の意思決定の精度・スピードが上がることが挙げられます。その理由は、エグゼクティブコーチングを通して、「本当にしたい経営」や「理想の組織」が見えてくるからです。

 

今まで多くの経営者を見てきましたが、見栄や世間体に惑わされ、間違った意思決定をしてしまうことがあります。しかし、エグゼクティブコーチングで「自分の本当にしたい経営」に気づき、意思決定の精度を上げることが可能です。

 

また、現代は変化が激しく、予測困難な時代となっています。このような状況において、経営者・社長の意思決定は重要で、責任もこれまで以上に大きいです。プレッシャーが強い立場で、ひとつひとつ最善な意思決定をすることは容易ではありません。

 

しかし、エグゼクティブコーチングが伴走することで、経営者・社長の精神的な支えとなり、冷静な意思決定の一助となることが可能です。

経営者・社長自身の人生が良くなる

エグゼクティブコーチングでは、「経営」や「会社」のことがきっかけで対話が始まることが多いです。しかし、エグゼクティブコーチングを行う中で、「自分自身の課題」に気づくことができ、人間的に成長していきます。

 

その結果、会社が良くなることはもちろん、経営者・社長自身の人生にも良い影響を与えます。例えば、「会社の課題を相談したい」とエグゼクティブコーチングを始めた経営者・社長が、対話を続けていく中で「実は家庭に問題があった」など、自身の根本的な問題に気づくケースも多くありました。

 

このように経営者・社長自身の根本的な課題にアプローチし、自身の意識・行動を変革していくことで、より良い人生を歩むことができます。

「コーチングのチカラ」を受けることで、経営者・社長はどうなるか?

「コーチングのチカラ」を受けることで、経営者・社長はどうなるか?

 

弊社のサービスで「コーチングのチカラ」があります。一般的なコーチングからエグゼクティブコーチングを行なっており、多くの人とコーチングを通して対話をしてきました。

 

中でも、エグゼクティブコーチングを通して、経営者・社長と対話をしてきましたが、多くの方々から「周りから変わったね!と言われることが増えた」というお声をいただいています。その結果、「本当にしたい経営が見えてきて迷いがなくなった」、「社員との関係も良くなり、人事の問題が解消された」など、会社経営にも良い影響が出ています

 

経営者・社長は孤独で、人一倍背負っているものは大きいです。「コーチングのチカラ」は、そのような経営者・社長の方にリスペクトを抱いており、お役に立ちたいと強く想っています。経営者・社長の良き相談役となり、伴走していきますので、「コーチングのチカラ」が少しでも気になる方は、下記のお問い合わせからご連絡ください。

 

お問い合わせはこちら>>

まとめ

【経営者・社長向け】エグゼクティブコーチングとは?効果・コーチングとの違いを解説

 

 

当記事では、エグゼクティブコーチングの効果や、一般的なコーチングとの違いについて解説しました。エグゼクティブコーチングは、経営者・社長が対象であり、下記のような効果があります。

 

エグゼクティブコーチングの効果

 
・経営者・社長が変わることで、組織全体が良くなる
 
・意思決定の精度・スピードが上がる
 
・経営者・社長自身の人生が良くなる
 

 

エグゼクティブコーチングを通して、経営者・社長自身が課題に気づき、人間的に成長し、より良い会社経営やより豊かな人生を送ることができます。

 

「コーチングのチカラ」では、米国CTI認定のプロフェッショナルコーアクティブコーチの井上ちからが、伴走させていただきます。Zoomなどのオンラインでコーチングを行いますので、全国各地でご対応可能です。

 

まずは、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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「コロナ後」の世界

「コロナ後の世界」。最近よく出てくるワードです。

 

この後の世界、まさにいろんなものが一気に押し進む。

 

2030年になったとき、

・打合せはオンラインが主流(ただしテクノロジーは進歩している。5Gはもとより6Gになっているので、今のようなかたちではない)

・バーチャルな世界が浸透

・移動の減少

・対面とオンラインの2極化。今までは対面8:オンライン2が基本だったのが、対面5:オンライン5、または対面4:オンライン6が基本になる。
同時に「対面」が貴重な場に。これまで以上に「会う」ということの価値が高まる。

こんな風になっているだろうということを想像しています。

 

それと大事なのが「こうなるだろう」ではなく「こうする」というリーダーシップ。

周りがどうなっていくかに合わせるのではなく、自らが「こうするんだ」という能動的で引っ張るリーダーシップ。

自分が今本業にしている広告という仕事も減っていく。間違いなく既存の広告は減っていき、新しい広告のあり方に拍車がかかる。

 

その中でどうやって生き残るか、どうやって新しい時代を掴むか。

 

ここはまさに大きな問いです。すぐには答えは出ないし、1ヶ月経っても出ない。

だからこそ行動していくしかない。行動して、そこから得られたものが自分のリソースになっていきます。

 

問いを持ち、行動し、経験をして、また次の行動につなげていく。

人類がやってきたサイクルを、今まさに私たちは繰り返すしかない。

 

先日たちはこのようにして答えの無い世界を生きて今につなげてきました。

まさに私たちも、本当に答えの無い今を、そのように一生懸命生きるときにいます。

 

 

「人として」見る ~箱の法則より~

私の人生を大きく変えてくれたものとして、今から11年前に出会った「コーアクティブ・コーチング」とそこから派生する「コーアクティブ・リーダーシップ」であることは、お会いする方に自分の歴史としてよくお話をするのですが、

 

それとほぼ同時期に自分にとって、すごく響いた本で
「自分の小さな『箱』から脱出する方法」
「2日で人生が変わる『箱』の法則」
という2冊の本があります。

 

「2日で人生が変わる~~」の方が続編になるのですが、
私はそちらから読み始めて、「自分の小さな『箱』~」の方を後から読みました。

 

この本の中で「人として見る」というキーワードがあります。
これは、人を物として見るか、人として見るかで、自分のその人に対する在り方が変わるという中で、
どんなに自分が腹が立っている状態(箱に入っている状態)であっても、その人を「人」として見ることで見え方が変わってくるというのものです。

 

これは本を学んだ当時、コーチングと出会ってまだ間もない時だったと思うのですが、自分にとっては衝撃でした。
人として見ているつもりだったのですが、けっこう物として見てしまっていたということをこの本を読んだ後に気づいたからです。

 

なぜ今、これを書きたくなったかというと、10年振りにこの本を読んだからです。

 

熊本に移住してきて約8年間、環境になれるためなのか、もしくは新しい仕事について慣れるのに必死だったからか、知らず知らずいろんなことを無理していたのかもしれません。
その中で、いつの間にか自分がありのままでいられなくなっている時間が少しずつ長くなっているのもなんとなく気づいていました。

 

そしてちょうど部屋の本棚を整理しているときにふと読みたくなって手に取りました。

 

食い入るように読み入ってしまったのですが、まさに今のタイミングで読ませてもらうことにとても大きな意味があったような気もしています。

 

今、自分にとって大きな人生での変革期ととらえています。

 

それはあらためて何かを学ぶというよりは、この10年以上の中で学ばせてもらったとても多くのことを、今一度反芻することであらためてしっかり消化し、次のステップに向けてステージを1段階上げていく、そんなところに今いるような気がしています。

 

人生は学びと成長の連続ですね。

私の中では螺旋階段のようなイメージが浮かぶのですが、何度も同じところを回っているようで、「大丈夫、しっかり成長しているよ」というイメージも浮かびます。

 

もしこのブログを読まれている方で、何か対人関係に悩んでいる方は、機会があれば読んでみるのもいいかもしれません。

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法

 

2日で人生が変わる「箱」の法則

ケントキースの言葉

1 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。

 

2 何か良いことをすれば、
隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

 

3 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。

 

4 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

 

5 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。

 

6 最大の考えをもった最も大きな男女は、
最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。
それでもなお、大きな考えをもちなさい。

 

7 人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。

 

8 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。

 

9 人が本当に助けを必要としていても、
実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。

 

10 世界のために最善を尽くしても、
その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

 


 

これは先日たまたまクライアントさんのもとを訪問した際に、オフィスの一角に貼ってありました。

 

ケント・M・キースの「逆説の10ヵ条 (The Paradoxical Commandments)」といわれるもので、リーダーたちを激励するための言葉としてまとめたものだそうです。もしかしたら世間的には有名な文章かもしれないのですが、私は初めて知りました。

 

これを読んだときに1つずつ読むたびに心臓に突き刺さるようでした。

 

メッセージとしてあるのは、「それでもベストを尽くしなさい」ということかもしれません。

 

落ち込みそうなとき、どうしていいかわからなくなりそうなとき、この言葉を胸に前進したいと思いました。

 

たまたまこのブログに訪れたかたにとっても何かの勇気づけになれば幸いです。

それぞれのタイミング

それぞれ人にはタイミングってあるなーって思います。

 

まさにこのタイミングでコーチングを受けることになっていたよね、ということもあれば、

おすすめされたけど何となく今じゃない気がする、みたいな。

 

まあ何を言いたいかというと、「それでいい」ということだけなんですが(笑)

 

人には人のタイミングがあって、それは周りがとやかく言うことではない。

でも、その人のことを思って助言をするということもある。それももちろんそれでOK。ただ、相手がそれを受け取るかどうかについては、その先は相手が決めること。

 

アドラー心理学でいう、「課題の分離」ですね。

注:課題の分離とは、自分の課題か相手の課題かを分ける考え方。

何かを助言した時に、助言したいと思うのは自分の課題。でもそれを相手が受け取るかは相手が決めることなので相手の課題ということ。

 

今ふと思ったのですが、おせっかいかどうかって相手の課題に立ち入ってしまうかどうかによって判断できるかもしれないですね。

 

何かを親切心でしてあげようと思った時、私はそういう人を想うことから出てくる行動ってとてもいいと思っているのですが、

相手の課題にまで踏み込んでいると「おせっかい」に該当するのかもしれないですね。

 

でも重ねて書きますが、何かしてあげようという行動は私はとても尊いことだと思います。

コーチングの世界でも、してあげて、あとは受け取るかどうかは相手次第、というのはよくあります。

 

結論としては、何かその人を想う気持ちから行動したのちに、相手が何か思ったとしても気にしないというのが一番いいですね。

 

コーチングツール「人生の輪」

コーチングをする上でいくつかツールを使うときがあります。

その中でも、導入セッション(コーチとクライアントで目指すべきゴールを共有する最初のセッション)によく扱う「人生の輪」というツールをご紹介します。

 

「人生の輪」というのは、今自分の人生がどんなバランスなのかを知るための円形のツールです。

 

 

 

 

これの優れているところは、

今の自分の人生のバランスを改めて考えられることと、その結果を客観的に見ることができるというところだと思います。

 

よく「バランスの取れた人生」という言い方をしますが、やはり充実した人生を過ごしていくためにはバランスの取れた人生はある程度大事だと思います。

 

仕事で結果を出して満足感があっても、プライベートで満足していないとやはり充実した人生とはなりません。逆もしかりです。

 

ただ、ここで大事なのが、あくまで「自分にとっての満足感」ということです。

 

例えば、「結婚」というものに自分がまったく興味をもっていないときに、世間的に「ある程度の年齢になったら結婚するべきだ」という言われ方があったとしても、

自分の中でその価値観がなければ決してそこに迎合する必要もないし、自分の中で高い点数をつければいいと思います。

 

逆に、仕事で結果を出して周りから評価されていたとしても、

自分の中でその仕事をすることで充実感がなかったり、次のステップに行きたいと思っていれば、表の中の「仕事・キャリア」の点数はもう少し伸びしろがあるような点数の付け方になるかもしれません。

 

そしてコーチングにおいては、この表を最初に見たうえで、

あらためてコーチはクライアントに今この輪がどう見えているか、そして今後どうしていきたいか、ということを聴いていきながら、

進みたい人生の方に向かっていきます。

 

もちろんこの輪は、タイミングによって大きく変化していきます。

でもそれでも全然いいのです。

 

むしろ「バランスの取れた人生」というのは、人生という荒波の中で、その荒波に抗わず、でもしっかり自分の乗りたいように乗っていく、

サーフィンのようなものなのだと思います。

立ち止まることも大事

こんにちは。ちからです。いかがお過ごしですか?

 

今日は、なんとなく思ったことを書きたいなと。

 

テーマは、「立ち止まることも大事」です。

 

今、皆さんはどんな日常を送っていますか?

忙しいですか?慌ただしいですか?それともやる気に満ち溢れていますか?

 

みなさん、いろんなところにいるのではないかと思います。

 

今日、これを書いてみたいなと思ったのは、

もしとてもとーっても慌ただしい中にいたり、場合によってはちょっと混乱の中にいたりする場合、もしよかったら「立ち止まって」見てほしいな

と思ってこのブログを書いています。

 

人は、ものすごい行動量で日常を送っていると思います。

仕事をしたり、仕事の中でも午前中にあれやらなきゃ、午後一でこれをしなきゃ、夕方までにはこれを終わらさなきゃ、15時ちょうどに人に連絡をしなきゃ…などなど。

仕事をしていない方(例えば主婦の方など)であっても、掃除しなきゃ、洗濯物しなきゃ、ご飯作らなきゃ、あ、もう子供を迎えに行かなきゃ、などなど。。

考えただけでもいっぱいいっぱいになりますよね。

 

私も、やはりそういう日常を送ることも多いです。やりたいことがいろいろある分、そうなることも多いかもしれません。

 

そんなときのために「立ち止まる」という言葉をあえて提案したいなと思います。

「そんな、立ち止まる時間なんてないよー!」と思うかもしれませんが、たった5分でいいのでいったん「何もしない時間」を取ってみませんか?

 

その間、本当に何もしないのです。ただ目を閉じてもいいし、少しソファーにかけてボーッとしてもいいし、車を少し停めて運転席で心を落ち着かせて瞑想のようなものをしてもいいかもしれません。

きっとたった5分であれば取れると思います。それをするだけで、心の落ち着きや余裕が全然変わってきますよ。

 

そして、もう一つ。

「立ち止まる」ということに関して、もっと大きな取り組みをしてもいいかもしれません。

 

それは、日常ではなく、もっと大きな仕事など、抱えているプロジェクトややりたいことなどについて、

いっぱいいっぱいになっている場合にはそれについても立ち止まってもいいかもしれません。

 

期間が1か月になるのか、半年になるのか、もしかしたら5年になるのかもしれません。

でも、「せねばならない」と思ってそれが重荷になっているとしたら、あえて少しの期間、放置しておいておくというのもありですよ。

 

人は一度決めるとやり切りたいものです。

もちろんそれは素晴らしいことだし、とくに真面目で勤勉な日本人ほどそういう良さを持っていると思います。

でもその良さが、けっこう自分を苦しめることも多いような気がするのです。

 

自分自身もそうだし、周りにもそういった方も多いと思います。

だからこそあえて「立ち止まる」という選択をしてみて、少し距離を置いてみて考えたり、俯瞰してみるのもいいのかなと面ます。

そうすることによって、そのプロジェクトややりたいことへの適度な距離感や、自分の身の丈にあったかかわりなども見えてくるかもしれません。

 

大丈夫。やりたいことは逃げないです。かならずあなたが、この人生において取り組むようになっています。

 

だからこそ、焦らず「立ち止まる」ということを、ときにはお勧めしたいなと思います。

子供向けのコーチングについて

先日より、小学校高学年のお子さまへのコーチングをご提供させていただいています。

私の広告でのクライアントさん(代表者の方)とお話をしていて、その中で部下についてのお悩みの話がありました。

決してアドバイスというほどではなかったのですがコーチングの話をしたところ、突然その方から「じゃあ、井上さんにうちの息子のコーチングをしてほしい!」とおっしゃっていただきました。

年齢をうかがうと小学6年生ということでした。私の息子が中学1年生でほぼ同じくらいであるというところに、「子供にコーチングをできるのかな…」と思うと同時に、「同じくらいの息子を持つ親として、何かプラスになるのであれば関わりたい」という思いから、定期的なコーチングをさせていただくことになりました。

 

そしてやってみて、現在どうかというと、、、

素晴らしいですね!!

その一言に尽きます。「子供」と思うのは一方的な視点であって、一人の人間としてみたときに、はっきりいって十分「大人」です。

毎回セッションをしていて素晴らしいなと思うし、とにかく純粋でかわいいです。ああ、このまま育ってほしい、と心から思える存在です。

 

私が小学校高学年の時、友人関係で悩んでいたことがありました。でも心配をかけまいとして親には言えなかったのです。
あのとき、コーチングというものがあって、苦しみや悩みなどを、ただただ傾聴してくれるコーチにすべて話せたらどんなに救われただろうって思います。

 

また、新たに高校生のお子様向けにコーチングをしてほしいというご相談もいただいております。

高校生ともなると、本当にほぼ大人でしょう。そして高校生なりのいろんな悩みや葛藤があると思います。でも、自分がそこに何かできるのであれば、自分自身のできることを全力でやらせていただこうと思っています。

 

コーチングとは「内面にあることに気づく」ということ。

気づきが起きれば、人間それだけで半分は楽になります。ただ、日常に忙殺されていると、それすら気づかず、本当の自分に気づかずに生活してしまうのです。

 

それは実は大人だけでなく、子どもにとっても同じこと。

 

「ありのままに、その人らしく」を大人の方にも、子どもの方にも、サポートをしていきたいと思います。

コーアクティブ・コーチングとコーチングの違い

私が学び、そしてクライアントさんに提供しているコーチングは「コーアクティブ・コーチング®」というコーチングです。

今日はこのコーアクティブ・コーチングと一般的なコーチングの違いについて書いてみたいと思います。

 

主に、世の中にあるコーチングはビジネスコーチングとも呼ばれ、

・仕事における課題解決

・その課題解決に向けての行動計画

がメインとなっています。

 

ですので、あくまで前提としてはその仕事において成果を出すことが目的となります。

 

それに対してコーアクティブ・コーチングはライフコーチングとも呼ばれ、その人の人生すべてに焦点を当てます。

ですので、仕事の成果や、それ以外のプライベートも含めての目標の達成はあくまでその人の人生の一部であり、セッションにおいては「その人の願う、もっと大きな『何か』」に焦点を当てながら問いを出していきます。

 

ここで、コーチングの前についている「コーアクティブ」という言葉について説明をしたいのですが、

英語で書くと「co-active」となります。

 

まず、このco-activeですが、「共に」「いっしょに」「協働」という意味になります。

コーチとクライアントは「意図的な協働関係」という、管理するでもなくやらせるでもなく、お互いの意図を通じ合った関係性を築くところから始まります。

 

そして、このco-activeはcoという言葉とactiveという言葉に分かれます。

 

activeはなんとなくわかりますね。アクティブ、そう「行動」です。行動によって、人生の道を切り開いていきます。

 

そして、その前のco(コー)というのがあまり見慣れないと思うのですが、これは自分の中にある願いだったり、想いだったり、何かの源泉などのことを指しています。

 

つまり、想い(co)と行動(active)を両輪にして、人生を前に進めていくコーチングなのです。

 

コーチングはただの行動を進めるためのツールではありません。

その人が、その人らしいありのままの人生を送ってほしい、そしてそこに向けて伴走していきたい、奉仕したいという願いが、このコーアクティブ・コーチングという言葉には込められています。

 

そして、このコーアクティブ・コーチングを進めていくうえで、コーチはとても大きな4つの前提を持っています。

コーアクティブ・コーチングの中では「4つの礎」と呼んでいるのですが、

①人は生まれながらにして創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である。

②その人すべてに焦点を当てる

③今この瞬間からつくる

④本質的な変化を呼び起こす

という4つです。

 

「人は生まれながらにして創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である。」

私はこの言葉が大好きです。そのように人を見ることができたらどんなに幸せでしょうか。事実、私たちコーアクティブ・コーチはそのようにクライアントさんを見ていますし、世の中を見ています。実際、どんなに困難な場面でも、クライアントさん自身の力でそれを乗り越える瞬間を何度も見てきました。そのたびにコーチは、この「人は生まれながらにして~~」ということを心の底から感じずにはいられません。

 

そして、「その人すべてに焦点」を当て、今その人に起きている課題だけに目を向けるわけではなく、いったいその人にとって今起きていることはどういう意味があるのだろうかということにも問いを持ち、

「今、この瞬間」何が起きているかを、まさにクライアントさんとダンスをするかのように瞬間瞬間からつくり、

最終的にはクライアントさんの「本質的な変化を呼び起こす」のが、私たちコーチの役割です。

 

クライアントさんが自分自身の本当の人生を歩んでいくために、まさにコーチは全身全霊をもって関わります。

 

その関わり、関係性をつくること自体が、コーアクティブ・コーチングの願いでもあり、本質でもあります。

 

 

 

 

 

 

やりたいことをしようとするときに、気が重くなるのは実はいいサイン

コーチングの用語で「サボタージュ」というものがあります。

クライアントさんが何かをしようと決めた後によく出てくるもので、
例えば、
 ・「独立したい!」 ⇒ でも奥さんに「はあ?あんた何言ってんの?」と言われそうだな。。。
 ・「私は実はアロマが好き。夫にアロマの講座に通いたいって言ってみよう」⇒ でも夫に「なんでそんなのに行かなきゃいけないの?」と言われそう
 ・「世界一周旅行に行きたい!」 ⇒ お金もないし、会社も休みが取れないだろう。。。
などなど。上げようとしたらいくらでもあげられます。

サボタージュは脳の作用

サボタージュというのは、このように何かをしたいときに、「どうせお前にはできないだろ」と耳元でささやいてくる「悪魔のような声」とも言えます。

ここでいったん、なぜサボタージュというものが存在するのかを書いてみましょう。

脳はもともと現状維持を好むようになっています。脳神経的には「コンフォートゾーン」とも言ったりするようなのですが、「コンフォート=心地いい」という言葉にもなっているように、脳は実は新しい刺激はあまり好まず、「すでに経験した状態」を好みます。

このコンフォートゾーンというのは実に面白いもので、例えば人は一般的には「もてたい」と思ったりするものだと思いますが、「もてすぎる」とそれはそれでなんとなく落ち着かない気持ちになって、せっかく「もてている」のにも関わらず、わざと「もてないよう」なしぐさをしたりするのです。

このコンフォートゾーンは実はいい方に働くこともあって、例えば学校での成績の順位がいつもは50番くらいなのに、100番くらいになると、「ここは自分の場所ではない」と脳が判断して、その後頑張って50番くらいに戻すように作用するのです。

ここでの「戻す」というのがポイントで、脳は常にいつものコンフォートゾーンに「戻ろう」とするのです。

コーチングで「何かしたい!!」という魂の願いのようなものが出てきた後に、いわゆる現実的な「そんなことできっこない」という声が頭のどこかでささやいてくるのは、まさにこのコンフォートゾーンに戻らせようとする脳の反応であると言えます。

サボタージュがいいサインなわけ

サボタージュが出てくるというのは、まさに脳が「いやいや、そんな未体験な大冒険、耐えきれないかもしれないから困る!!」とリスクを回避しようとサインでもあります。

では、それがなぜ「いいサイン」なのでしょうか。

それはずばり、「とてもダイナミックな人生に向かっている」という証拠だからです。人生は、行動した分だけ自分にとっていいように返ってきます。

これは自分のこれまでの行動を振り返っても、人のことを見ていても断言できます。

せっかく魂の声が「これをしたい!」という声をあげたものをやらないのではこの世に生を受けた意味すら否定することになりかねません。

人によっては、「サボタージュが出てこないことをやっても面白くない」とまで言う人もいます。それくらいサボタージュは「おいしい」サインなのです。

サボタージュのその先に

では、そのサボタージュ、どのようにクリアしていけばいいのでしょうか?

答えはある意味では最も難しく、ある意味ではもっとも簡単なのですが、
 「行動すること」
です。

サボタージュは、その段階ではまだ行動していない中で見ている「妄想」のようなものです。

妄想は、あくまで幻であり、幻想です。その幻想を打ち破るには、「やってみる」という方法しかありません。その行動はとても大きな行動となるでしょう。

決して大きな一歩でなくてもかまいません。少しだけ前進してみる。例えば夢を人に語ってみる、こんな希望を持っているということを話してみる。それだけで何か動き出すかもしれません。

コーチングでは、必ずサボタージュが出てきます。それは厄介なことでもありますが、とてもいいサインです。

私もコーチとして、いっしょにサポートしながら、「サボタージュの先にあるもの」を一緒に見ていきたいと思います。

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「コーチングのチカラ」は、自分では気づいていない自分の本当のチカラを対話によるコミュニケーションで引き出します。もやもやした気持ちや仕事・人間関係の悩みなど、それぞれが抱える問題の輪郭をはっきりとさせることで、目標達成のために「次やるべきこと」を明確にします。そして、あなたの目標達成のために一緒に伴走する、理想の自分に近づくためのサポートを丁寧に行って行きます。